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2010年山水人日記 vol.01「冬の朽木の味噌作り」 by.misato
 山水人の母屋で味噌作りがあるという連絡網が入り、
私たちは京都で待ち合わせて、車に乗って滋賀県の朽木へと向かう事になった。
1月初旬。
まだ雪は少ないらしく、昼間なら普通のタイヤでも上がれるらしい。
「本当に大丈夫かな?」と運転手の青ちゃんが少し不安そうに言う。

稲刈り以来の、久しぶりの朽木。

朽木への美しい道は、明らかにいつもとは違う景色で、
雪が少しずつ増えて、いつの間にか辺りは真っ白の世界になった。
人の少ない朽木の冬。
こんなにも静かな冬は、
京都にずっと住んでいる私にとってはとても新鮮だ。
積雪はまだ50cm程だろうか、車は無事に到着した。

誰も触れていない真っ白な雪の中で、
キクちゃんと大喜びで雪だるまを作った。

雪の中に佇む山水人の母屋の入り口を開けて、
私は思わず「ただいま」と言う。
雪が深い朽木の冬は家からあまり外に出る事はない。
だからその分、ここまるで田舎のおばあちゃんの家のように暖かい。
今まで味わった事のない、懐かしさ。

去年の山水人でまつり作りのお手伝いをしていたら、
1ヶ月程のこの母屋での生活によって、
この大きな家は、しっかりとこの大地に根を張って、
山水人を通して出会った人達と共に、
いつでも私を優しく包み込んでくれるのだった。
味噌作りの為の大豆をコトコトと煮る囲炉裏の火は、
雪で冷えた体をじんわりと芯から暖めてくれる。
「火はやっぱりいいな。」とまた私は実感する。

「今日は、去年獲れた新米を炊いて、去年仕込んだお味噌でみそ汁にしよう。」と
ゆうじ君が言った。
田植えから、稲刈りまでみんなでやったあの黄金色のお米が、
はじめて大きな釜で炊かれる事になった。
おかずはゆうじくんの作るヒジキと大豆の煮物。私の大好物だ。
去年の今頃に仕込んだお味噌は、ほんのりと甘くまろやかで繊細な味がした。

机に並べられた食事から湯気がもくもくと上がって、
私たちは一斉にいただきますと言う。
家の外は冷えた雪に囲まれて、
そして私たちは木で出来た家の中で、みんなで火にあたりながら、
とてもシンプルな食事をする。

しかし、なんてご馳走なんだろう。

「贅沢だね」なんて思わず言うが、これは昔からのあたりまえの食事だ。
街で生活していると、日頃から簡単に食べられるご飯を食べすぎていて、
その全ての食べ物が出来るまでの手間ひまや愛情をすっかり忘れてしまっていたり、
その事について全く考えなかったりする。
こうやってお米作りをしたり、畑を手伝ったり、
そして味噌を作ったりする事。
そうやって自分たちの愛情をたっぷり籠めた食材でつくった料理が、
こんなにも美味しいなんて、私はこの山水人で新ためて知るのだった。
全てはとてもシンプルな事で、そしてとても大切な事だと感じる。

こうやって、慣れない私たちをナビゲートしてくれる、
生杉の住人の方々に、山水人の先駆者に、この美しい土地に新ためて感謝する。

山水人
▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△

山水人2010「味噌作り」Slide show
http://www.flickr.com/photos/29741193@N08/sets/72157623055410695/show/

▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△

また春が来て、田植えの準備が始まる。
山水人にある田んぼはまだ沢山使われていなくて、
私たちはいつかこの田んぼが黄金の稲や沢山の畑でいっぱいになればいいなと思う。
子供達が生き生きと生活し、自然と共に生きる生活。
山水人のまつりの芯も、そこにあるのだ。
そしてそれを他の誰でもなく、気になるみんなで関わって、
みんなで一歩一歩、歩んでいく道。
山水人はそんな道を作る。誰でも通れる大きな道。


私たちはいつも一緒に歩むお手伝いを募集しています。
興味のある方はお気軽に”山水人スタッフ用メーリングリスト”に登録してみてください。
田植えの情報や、新鮮な山水人情報が入ります。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
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※個人情報は守られます。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

写真と文:misato(http://www.ne.jp/asahi/misato/hirono/


| 山水人日記 by misato | 01:34 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
虹の架け橋をわたって by.キク
いきなり長文のメッセージで申し訳ございませんが、
ネット上での最初のあいさつとして受け取って下されば幸いです。
 
 冬の山水人(やまうと)村、朽木 生杉というところに来ています。 琵琶湖の水源ともなる日本で最も低い標高の地に植生するブナの原生林を背後にひかえた滋賀の最も山深い山中にある集落です。9月には音楽イベントを中心としたお祭りが開催され、のべ1000人ちかくの人が訪れ賑わいます。
 
 
 雪降るも、霧たちこめるも、冬の沈黙が奏でる音となってわたしの心にしみいります。この冬の静けさは夏の宴、祭りのエピローグなのかプロローグなのか、そう思って母屋の縁側から外を眺めれば、白い雪景色のスクリーンに、踊る彼女や歌う彼らの幻影がぼんやりと無声映画のように映し出されるのです。
 
 歓びに満ちて歌い踊る人々が愛しくて目を閉じれば、彼女や彼らは虹色のシャボン玉のようなバルーンに包まれて、天空へと上昇し消え行くのです。そのうちに次々と昇っていくバルーンの中に、わたしが8年の旅ので出会ってきた世界中の人々や風景があるのを見つけます。
 
 チベットのカイラス山のふもとを馬で疾走する遊牧民の男や、ネパールヒマラヤの山中で神の名を唱えチュラム(パイプ)を吸うサドゥ(聖者)、夢見心地で踊るバリの幼い踊り子、オーストラリアの赤い大地とカンガルー、真っ赤な朝日を受けて母なるガンジス川で沐浴する人々、アマゾンのジャングルでギターを奏で歌うシャーマン、タイのビーチでひたすら遊ぶレインボーファミリー。
 
 次々と浮かんでは天空へと消えていくバルーンを追ううちに、わたしは天空へと立ち上る虹の架け橋を見つけ、おそるおそるその上を歩き出します。
 
 やがて地上を遠くはなれ、わたしは四方八方に浮かぶ虹色のバルーンとともに天空にいます。そして、バルーンの中の光景は8年の旅の記憶の断片に限っているのではないと気づくわたし。中にはわたしが見たこともない人や風景もあれば、幼いころの家で兄妹と戯れる自分だったりする。バルーンの中の光景はどれもキラキラと輝いている。あんなに悲しい思いで見つめた死体となった母の姿も、わたしのことを罵り傷つけた人の姿も、みんなキラキラと輝いている。
 
 涙が溢れ出る。とめどなく泉のように。あふれ出た涙も虹色の玉となって浮遊していく。
 
 涙の玉の中には 「ごめんなさい」と「ありがとう」。
 
 
 わたしは無限のアーチのような虹色の架け橋をさらに歩んでいきます。もうおそれはありません。
そして、空をつきぬけ宇宙のような虚空の中、わたしはひとり。もうバルーンも涙もありません。
 
 わたしはひとり。わたしはひとり安らいでいます。
 
 
  「えっ!?」
 
 
 
 
 わたしはいません。
 
 わたしはいないのです。
 
 
 
 
 「ドサッ」と母屋の屋根の雪が落ちました。
 目を開ければ、ほとんどモノトーンの霧のたちこめる雪をかぶった森が静けさの中にありました。
 
 わたしは縁側にひとりすわって今年の5月に帰国してからの日本の旅をふりかえり、思いをめぐらせました。
 
 北は北海道釧路の先、利尻島から、南は鹿児島の先、屋久島まで。文字通りの日本縦断の旅でした。山、川、海の自然がバランスよくおさまっていて精霊たちが語りかけてくるような場面にわたしは何度も魅せられました。
 
 
 
 「このくには なんて うつくしいのだろう」
 
 長い間、海外をふらついていたわたしは新鮮な感動をもって何度となく感嘆の息とともにこの言葉をはいたのでした。また、こころの奥でじんわりとした懐かしさを感じ、自分のルーツがやはりこのくににあることを知りました。
 
 アメリカ大陸の旅を通して印象的にわたしの心に強くのこったのは、先住民の目でした。彼らの瞳は揺らぐことなく、じっと大切なものを見すえていました。彼らは魂の部分で自分たちのルーツが、彼らが暮らすその地にあることとその意味を深く理解していて、安心と自信をもち、地に足をつけて生きていました。
 
 放浪者だったわたしは、そんな彼らに強い憧れを抱きました。彼らが見ている大切なものとはなんなのでしょうか。それは「生命の本質」なのでしょうか。わたしもそれを見たい、それを理解して生きていきたいと思ったのでした。
 
 そんな思いを抱いて帰国しはじめた日本の旅でルーツを感じられたことは大きな収穫でした。また、この旅は海外で出会った大切な友人たちとの再会も含め、すばらしい出会いの連続でした。それはずっと以前から用意されていた贈り物のようで、すっとわたしの心に渡されました。わたしはそれぞれの人と手をつなぎこころをつないだのでした。
 
 いま、わたしはつながれた手、心は「根っこ」なのだと実感します。この縁側の前にひろがる森の雪の下、地中世界にひろがる根は、表層に見える森の植物たちの礎でしょう。
 
 わたしはこのくにに自分の「ルーツ」があることを知り、さらなる「ルーツ=根」を張りはじめたのです。
 
 年が明けたら、屋久島で小さな庵をもって暮らし始めるつもりです。
 バックパックひとつのヤドカリのような8年間に区切りをつけて、自分の巣を持つ生活は新たな挑戦と発見、そして学びの日々になるだろうとわくわくしています。
 
 わたしが地球のどこかでつないできた「こころの根」と、これからこのくにで育んでいく「こころの根」がつながり強い礎となって私が経験する現象世界に美と調和をうみだすこと、それを多くの人々、できうるならばすべての存在と共有できることを祈っています。
 
 最後に昨年12月23日亡くなった日本のオルタナティブ、カウンターカルチャーの先駆者であった敬愛する ナナオ サカキ の詩をクリスマスプレゼントとして贈らせてください。
 
 
 
 
   『 ラブレター 』
 
 
 半径 1mの円があれば
 人は 座り 祈り 歌うよ
 
 半径 10mの小屋があれば
 雨のどか 夢まどか
 
 半径 100mの平地があれば
 人は 稲を植え 山羊を飼うよ
 
 半径 1kmの谷があれば
 薪と 水と 山菜と 紅天狗茸
 
 半径 100km
 みすず刈る 信濃の国に 人住むとかや
 
 半径 1000km
 夏には歩く サンゴの海
 冬は 流氷のオホーツク
 
 半径 1万km
 地球のどこかを 歩いているよ
 
 半径 10万km
 流星の海を 泳いでいるよ
 
 半径 100万km
 菜の花や 月は東に 日は西に
 
 半径 100億km
 太陽系マンダラを 昨日のように通りすぎ
 
 半径 1万光年
 銀河系宇宙は 春の花 いまさかりなり
 
 半径 100万光年
 アンドロメダ星雲は 桜吹雪に溶けてゆく
 
 半径 100億光年
 時間と 空間と すべての思い 燃えつきるところ
 
 
     そこで また
     
     人は 座り 祈り 歌うよ
 
     人は 座り 祈り 歌うよ
 
 
 
 
 
合掌
 

| 山水人日記 byキク | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
2006年のサカキナナオの詩の朗読会

山水人の常連で日本のヒッピーの元祖・部族の最長老だったサカキナナオが亡くなってちょうど1年たちました。

そこでナナオの一周忌にあわせ、2006年の山水人の祭りのあと、朽木村のわくせいサンガ(山水人の母屋)で開かれた詩の朗読会の映像をyoutubeで公開していきます。
これは山水人の隣の谷に住んでる方(朽木電影工作隊)が撮影・編集したものです。

もともと全体で1時間以上あるため、youtubeには8つに分けてアップしていきます。
とりあえずは2つアップしたので、ご覧ください。

(その1)
http://www.youtube.com/watch?v=aJ6WL-OXoAU

(その2)
http://www.youtube.com/watch?v=-JMA2kHYaSI




この映像はすでにDVDの形になっており、¥2000で販売されることになりました。
まとめて、いい画質で見たい方は下記までお申し込みください。
朽木電影工作隊

なおこの利益の一部はナナオのファンド(基金)に寄付される予定です。
(ナナオのファンドが最近できたようです。)

★☆★…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…☆★

その3と4を公開しました。

http://www.youtube.com/watch?v=E12D9lcNjnc

http://www.youtube.com/watch?v=2kOz1zCzV9U

★☆★…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…☆★

その5と6です。

http://www.youtube.com/watch?v=JT8392is7VM

http://www.youtube.com/watch?v=lRCXvZplpyc


★☆★…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…☆★

その7と8です。(これで最後となります)

http://www.youtube.com/watch?v=mxEs0yyUF9I

http://www.youtube.com/watch?v=VpLGWtHJAlY
| 山水人日記 | 23:38 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
みのるさんの記録映像


毎年、山水人を撮ってられる地元のみのるさんの映像が入りましたので、許可を得てその中からいくつかyoutubeにアップしていきます。

とりあえずは2つしましたのでご覧ください。

1つは9月9日、わくせい広場での即興演奏の様子
http://www.youtube.com/watch?v=ef4wjSGzPNg




もう1つは9月13日、メインステージおおとりでポンの「シャンカラシバ」です。
http://www.youtube.com/watch?v=tj1EW3DDRZc




他にもたくさん映像があり、youtube用に編集・変換するのに手間取っていますが、ぼちぼちアップする予定です。

あぱっち



こちらは9月10日「電気とお金のない日」にわくせい広場で開かれた大もちよりパーティの最初に山水人の田んぼでとれたお米を使ってもちつき大会が行われた様子です。撮影はみのるさん。
http://www.youtube.com/watch?v=4y_kTUvnpGQ 




もう1つ、イーリャダスタルタルーガスの演奏(パフォーマンス)の映像です。
イーリャは現在京都を拠点に活動する大所帯のBatucada, 爆音afro sambaチーム。リーダーのせいろくくんが山水人の住人だということもあり、山水人の祭りには欠かせない。会場狭しと練り歩いて人を湧かせ巻き込んでいくパワーがすごい!
http://www.youtube.com/watch?v=cbqjAgX5n0s




9月5日、メインステージ前広場で参加者がみんなで手をつなぎ祭り開きのセレモニーを行いました。リードしたのは大村カズ。火打ち石で火をつけ、トリニティルーツの演奏のあと、全員で手をつなぎ歌をうたい、拍手をして場を浄め祭りの無事を祈りました。



祭り開きのセレモニーにひきつづき行われたトリニティルーツのステージから、大村カズの歌で「雨雲が幼いトウモロコシの世話をしている」です。



| 山水人史人 | 21:01 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
紅葉狩りハイキング
 先日の日曜日(11.8)、山水人の奥にあるブナ原生林に紅葉狩りハイキングに行ってきました。山水人に入る手前のT字路に「←生杉ブナ原生林」という標識があるのがずっと気になっていたので、今回は紅葉の季節だし絶好の機会と思って早起きして高速をとばし山水人にやって来ました。

山水人の田んぼの背景の山が色づいています。(写真はクリックすると拡大します)



山水人の奥の第一駐車場のさらに奥の方にずんずん行くと、原生林入口のゲートが現れます。
よく晴れた日曜日だしちょうど紅葉の時期ということで、ゲート前にはびっくりするほどたくさんの車が止まっていました。

歩いたのは地蔵峠(標高776m)というところからで、生杉(滋賀県)の森とつながっている京都府の「芦生の森」と呼ばれる森です。
ここは京大が演習林ということで地元から99年契約で借りている広大な森です。
そのため開発から守られて今でも自然の姿が残されていますが、一部は実験林となっていてドイツトウヒの大木があったりと全くの原生林ではないそうです。
また昔はクマザサがあたり一面びっしり生えていたそうですが、今ではすっかりシカに食べられてなくなってしまい、かわりに赤い実をつけたマムシグサ(アシュウテンナンショウ)が目立っていました。(これは毒草なのでシカが食べないため増えているそうです)

地蔵峠には中央分水嶺を示す標識が建っており、峠の南北で水の流れが太平洋と日本海に分かれています。そういった地理的な位置からこの森は暖温帯林と冷温帯林の移行帯に当たり、動植物の種類が多く、ブナのほかに天然の杉やミズナラ、トチノキ、カツラ等々が混在するのがこの森の特徴だそうです。

芦生の森についてはこのサイトが詳しいです。
http://fserc.kyoto-u.ac.jp/asiu/main.gaikyou.html


↓ブナの木の幹にはこういった白い模様が入っています。



ブナの大木です。



カエデ類も紅葉していました。



先日しばらく気温が下がった時に降った雪がまだ残っていました。



あちこちに小川が流れ、よく晴れていても林の中なので暑くもなく、起伏もはげしくない散歩のようなハイキングです。



しばらく歩いて長治谷というところでお昼を食べました。
ここは作業場跡で昔はドイツ風の風格のある丸太小屋が建っていたそうですが、老朽化で壊され、今あるのは新しく造ったものだそうです。研究者や学生が泊まることもあるそうですが、一般には公開されていないようでした。



松茸入りのおにぎりです。



目の前に紅葉した山が見られます。



おなかがいっぱいになったあとはしばしお昼寝‥。



ゆっくりしたあとで、また紅葉散歩です。



このあたりは冬に2mほども積雪があるところで、天然杉(アシウスギ)は枝が雪の重さで地面に倒れ、その接地したところから発根して新しい木として成長していくという特徴(伏条更新)があるそうです。下の写真はその様子を説明しているところ。



この日はトチノキの大木があるところまで歩き、そこからまた地蔵峠に戻りました。



芦生の森では春には石楠花の花がたくさん見られ、豆桜やヤマボウシの花も素敵だそうで、また新緑の季節にも行ってみたいなと思いました。

あぱっち

| 山水人日記 | 14:07 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
山水人;会場の様子
 今日(10.18)山水人でミーティングがあったので、祭りが終わった後はじめて行き、会場の様子を見てきました。



メインステージからわくせい広場に向かう小川に沿った道が先日の台風の増水で土手がだいぶえぐれて道が狭くなっていたり、木が川に倒れかけたりしていました。



川の中に作られていた水車が土砂に埋もれたり、川幅がかなり広くなっていました。



またダイバダの清水で水をくもうとおもったら橋がはずれていて、しかたなく靴をぬいで川をじゃぶじゃぶ渡って水をくみました。



DJフロアに行く途中の橋も壊れたそうです。
祭りの期間中に台風が来ていたらけっこうあわてていたと思います。
写真で見てください。

なお建物(母屋)や今年新たにつくったトイレなどには被害がなく、わくせい広場の農小屋がだいぶできつつありました。



あぱっち
| 山水人史人 | 01:13 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
【山水人2009】スタッフパスと入場証デザイン
山水人2009のフライヤーはkotetsu君というデザイナーが毎年作っている。
レイアウトの美しさと繊細さはなかなか類を見ない。
山水人の文字量はかなりの多さで、
それをいつも出来るだけ読み易く作るという難題を、
今年は更に少しファミリー向けにするなど、さらに上手をいく。

私は今年はスタッフパスとまつりの入場証、チケットなどを作らせてもらった。
また、毎日張り出されるお知らせやスケジュール作成。
奥のフロアでDJのオールナイトがある時は、
前日にパーティフライヤーを会場内の至る所へ張り出した。
今回の森の中の奥まったDJフロアでのパーティは
”山水人村内で行われる野外パーティへ遊びに行く”というイメージを出したかった。
思った以上に人は集まって、その場所はかなりいい感じに熟された。
フライヤーはあまり手をかける事が出来ずにかなり簡単なものになってしまったけれど。
来年はもう少し凝れたらいいなと思う。

入場者証は、今までは木材を切って
焼き印を入れるという、とても凝った作りになっていて、
それが2年間続いたので、今年はバッチにする事になった。
ただ単純にまつりが終わっても付けていられるバッチを目指したかった。

山水人の準備中に朽木で作ったこのデザインは、
陽と、木と、水のマテリアル。通し券、前半券、後半券の3種類だ。
作ってみて、意外にも緑色のバッチが気に入った。

山水人2009デザイン

スタッフパスは、今年はラミネートにすることにした。

今回は、ひとめで”スタッフ”と”アーティスト”が分かるもの。
身につけた人の意識が上がるようなもので、
数も出来るだけ管理して、付けている人が目立つようにという事も考慮した。
アーティストのパスはかなり目立ったと思う。がちょっと大きかった。
来年はなににしようか、頭を悩ませよう。
山水人2009デザイン

新月の明日は、久しぶりの朽木へ上がってまた山水人ミーティングが行われる。

山水人は常に続いている。
まるで生活の一部のように。



designと文:misato
http://www.ne.jp/asahi/misato/hirono/
| 山水人日記 by misato | 14:40 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
【史人】 山水人2009の記録をまとめたページ


 史人の山水人写真集3をアップしました。
これで史人プロジェクトの山水人2009の記録は打ち止めになると思います。

http://amanakuni.net/album/yamauto2009/album3.html


なお、amanakuni.netの中に山水人2009の様々な形の記録(写真、映像、音声、pdfファイルなど)にリンクをはったページを作ってみました。
たぶんまだ増えるかもしれないので(地元の方が撮った映像があるそうです)、最終的にはyamauto.jpの中にそういったページをつくりたいと思っています。
とりあえずバージョンということでご覧ください。

http://amanakuni.net/album/yamauto2009/

あぱっち


ps
先日の台風では山水人の建物には被害はなかったものの、メインステージ横の小川が大水で土手などがえぐられたそうです。
近々山水人に行く機会があるので、様子を見てきてまた報告したいと思います。
(住人の方に報告してもらった方が早いとは思います‥よろしく!)

ps2
youtubeでたまたま見つけたんですが、ゴアギルのプレイや13日のイーリャのパレードなどの様子を写した映像記録が2つあります。
x3flower さんという方が撮影したもので、了解を得てここに追加します。

GOA Gil_Yamauto2009
山水人(やまうと)yamauto09 dayLast 01
山水人(やまうと)yamauto09 dayLast 02
DJフロア


ps3
またyoutubeで letusreplay さんという方がゴアギルのプレイの様子と中止のアナウンスの場面を撮ってアップされており、了解を得ましたので紹介します。

yamauto'09 -goa gil-
yamauto`09 -アナウンス-
| 山水人史人 | 13:27 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
【史人】 山水人写真集2


会場でとった写真の中から約80枚をおさめたアルバムを作りました。
撮影したのは史人スタッフ&関係者のぺこ、ひとみ、うに、あぱです。

あともう1つアルバムをつくる予定で、それでほぼ山水人2009の記録は終わりとなる予定です。

あぱっち

http://www.flickr.com/photos/amanakuni/sets/72157622418855765/


| 山水人史人 | 02:15 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
2009年山水人日記 vol.04「まつりで得たもの」 by misato
 朽木のまつり「山水人」が終わって、しばらく放心していたら
ふと何もしなくてもどこまでもいけてしまう自分に気付いてしまった。
結局はすべて自分の責任で、自分がやるしかないという事を私は既に知っている。
もったいぶって、大切に守り続けていた重い重い鉄のような一歩は、
実は本当はなんてことないただの一歩だった。
一歩踏み出して、そうしたらまた次の一歩。
ただ無心に歩くように。実はそれはとても簡単で、たいした事のない話だ。
一歩ずつ前を向いて歩くこと。
ただそれだけで毎日素晴らしい風景が通り過ぎていく、
そしてその度に感動が心を震わせる。生きている実感とはおそらくこういうものだ。

大きなまつりは決してひとりでは出来なくて、
雑草を刈ったり、トイレの設置や水道の工事や、ステージや様々な人が住む沢山のTIPIの設営や、
フライヤーを配ったり、入場者証を作ったり、台所の準備や、畑の収穫や、後片付けや。
アーティストや様々な人が参加して、表現して、体感していく。
みんなで作らなければ決して感じることの出来ない経験。
それぞれの一歩はひとつになって大きな大きな一歩になる。様々なものを巻き込んで。
とても貴重で大切な体験だ。

山水人2009

進むという事は決して派手な事ではなくて、ただの日常だ。
一歩を踏み出すことは実はとても軽くて簡単で、そしてとても地道なもの。
”電気のない日”の始まりに、大人数で二手に分かれてロープをひっぱり合い、
そのロープの中心にある木の軸の先端が摩擦によって削られて、
そこに小さな小さな”火”が生まれた。

小さな火は次第に大きな木に燃え移り、最後には大きな大きなたき火となった。
それはライターで簡単におこせる火とは明らかに違うと、だれもが感じただろう。
人々の力や思いが籠められた火は、とても神聖でありがたいものだった。

ワープしようとすれば、その分何かが犠牲になる。
畑に農薬を使うのは、時間や手間を省く為だ。
手で植えられた一粒一粒の米は、先日立派な黄金色の稲穂となって刈り取られた。
山水人玄米の餅つき大会は、石取りから食べるまでに様々な人によって共に形作られて
スタッフやお客さんの境目がない、最高の食事となった。
日々それはそれは大きな釜によって、みんなのご飯がまかなわれた。

山水人2009

母屋の台所は色々な人で生き生きと活気づいていて、
女性によって山水人で生まれた天然酵母で美味しいパンやお菓子が次々に焼かれていった。

人が関わる以上、必然的に起こる様々な問題の中で、
焦ってとりあえず前に進もうとせずに、ひとつひとつを確認して
ゆっくりと確実に先に進まなければならないということを知る。
何よりも難しい問題は、一体何が間違っているのか実際には誰もわからないという事なのだ。
どの選択肢も、結局はそこに存在する。
それは関わっているみんなで話し合って、みんなの心に聞くしかない。
全ての問題は、間違っている間違っていないで判断するのではなく、
まだまだ続く未来の為に、じゃあ私たちはどうすればいいのかを考えるべきだ。
10年先を見よう。私たちが生きる遥か昔から存在する、樹々や美しい水が教えてくれる。
誰もが美しい自然を愛している。

山水人2009

大きな大きな問題はみんなの共通経験として、私たちは確実に大きく前進しただろう。
話し合い大きな一歩を踏み出す事で、意識は心から深く繋がっていった。
自信を、私は今回の「山水人」で得ることが出来た。
それは人生において本当に大切な経験だった。

毎年遊びに行っていた「山水人」は、
今年のスタッフをきっかけに私の一部となった。
山水人は形がなく、とても有機的だ。実際どうなるかは誰も分からない。
それぞれがやりたいことをやるしかない。まっすぐに前を向いて。
そうすれば打てば響く水の様に、意識は確実に伝わっていることを体感する。
喜びや嬉しさや、様々な素晴らしい出会いが周りに溢れている事に気付くだろう。

私は、生まれてよかったと心から思う。

山水人に、美しい朽木の自然に、周りの友人たちに、
親に、自分自身に、感謝しよう。


写真と文:misato
http://www.ne.jp/asahi/misato/hirono/

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■山水人2009【前半】写真 Slideshow
http://www.flickr.com/photos/29741193@N08/sets/72157622423914146/show/

■山水人2009【後半】写真 Slideshow
http://www.flickr.com/photos/29741193@N08/sets/72157622300579593/show/

※枚数がかなり多いので、右上Optionsより“fast”を選択してください。   
   また画像が荒くなりますので、□のチェックは全てはずしてご覧下さい。

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| 山水人日記 by misato | 06:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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